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Last update 2005-03-18, Since 2005.
神谷 年洋

CCFinder

CCFinderはコードクローン検出ツールであり、以下のような特徴を持ちます。

スケーラブル
大規模なソースコードに対して適用可能。100万行規模のソースコードに対して、PC/AT互換機で、数分から数時間でコードクローンを検出することができます。
複数のプログラミング言語に対応
プログラミング言語の構文に応じた処理を行い、変数名が書き換えられたりしていても、正しくコードクローンを検出する。対応するプログラミング言語は、C/C++, Java, COBOL, Fortranなど。
コマンドラインツール
他のツールとの連携を想定した、コマンドラインツールになっています。開発初期は、検出したコードクローンの分布を図示するために、CCFinderの出力をgnuplotの入力に加工するためのツールなどが使われました。

画面写真

CCFinderはC++で実装されていて、現在、Windows 2000/XP用のバイナリがあります。 論文[Kamiya2002]では、CCFinderのアルゴリズムや、CCFinderを用いてOSのソースコードを比較する実験、クローンメトリクスRAD, DFLの説明と適用例などが紹介されています。