目次

1. はじめに
2. Libraの使い方
3. ヒント

1. はじめに

Libra コンポーネントはバグの修正や機能追加などの場合に利用するコンポーネントです.
ソースコード中で変更する箇所が決まったらその部分のコード片をLibraコンポーネントに入力する
ことによって,その部分と類似したコード片一覧を得ることができます.
Libra コンポーネントを用いることによって複数箇所に対して洩れなく
バグの修正や機能追加を行うことが可能となります.

2. Libraの使い方

まずLibraコンポーネントの選択を行います.
以下の画面において,For detecting same clones as entered fragmentフレームの中のnextボタンをクリックします.

すると以下のような画面が表示されます.検索対象ファイルのリストファイルがある場合はLoad Listを選択します.
ない場合は,これから解析対象ファイルを選択する必要があるため,Select File or Directoryを選択します.
これらのボタンを押すと,ファイル選択ダイアログボックスが表示されるため,ファイルやディレクトリを選択し,「開く」を選択します.


以下のように解析対象となるファイルリストが表示されたら,nextボタンをクリックします.


次に解析オプションを設定します。

ここでは、以下のオプションを設定できます。

Memory Resource Limit
使用可能メモリサイズ(必須)
Language Select
対象言語(必須)
Minimum Clone Length
検出するクローンの最小トークン数(必須)

最小トークン数は入力されたフラグメントにするか,もしくは直接長さを入力することもできます.

Fragment Area
検出を行うコード片(必須)

オプションを指定し終えたら、Run CCFinderボタンをクリックして下さい。
すると、しばらくの間解析ログが出力されたあと、以下のようなウィンドウが表示されます。


ウィンドウの左側はディレクトリツリーです.
検索対象のファイルが表示されています.
入力されたコード片と類似した部分を含んでいる場合はファイル名が青色で表示されます.
ウィンドウの左側はソースコードビューです.
ディレクトリツリーで選択されたファイルのソースコードが表示されます.
コードクローンになっている部分はハイライトがかかって表示されます.

ヒント