組合せ最適化問題に対する拡張マキシマムニューロンを用いたニューラルネッ
トワーク解法の提案を行なう.
拡張マキシマムニューロンモデルでは,各ニューロングループの中でニューロ
ン入力の降順に複数のニューロンが発火する.
これにより,分割したグループ中での必要ニューロン数の選択機能を実現する.
また提案解法の解精度向上のために,動作方程式にShaking項等を導入する.
本提案解法を2種類の組合せ最適化問題に適用する.
セルラー通信網のチャンネル割当問題および,生物種のアミノ酸配列を比較す
るマルチプルアライメント問題に適用し,ベンチマーク問題を対象としたシミ
ュレーションにより,提案解法が従来解法より優れていることを示す.
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