ネットワークの商業的な利用方法の一つとして、広報活動がある。
一般に広告料の目安として、どれぐらい多くの人に広告を見てもら
えるかを指標にすることが多く、これを調べること、すなわちこの
場合はアクセス数を調べることをmeteringという。
そのアクセス数の計測において、広報サービスを行うサーバーが
アクセス数を水増しして不正に高い広告料を要求できないように
する方法は、既にいくつか提案されている。しかし、実現しようと
すると、ネットワーク固有の問題が妨げとなり、困難な場合が多い。
今回、日本のネットワークの現状を踏まえ、実現がより簡単となる
ように、そのような現状に適した計測方法を提案する。
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