WS-3:ソースコードの類似性ワークショップ

このページは,SES2009 併設ワークショップ “WS-3:ソースコードの類似性”についての情報を掲載しています.

討論リーダ: 石尾 隆(大阪大学),山本 哲男(立命館大学).

会場: 9号館9203教室

日時: 2009年9月7日(月) 10:00-17:30

成果物の公開

ワークショップは無事終了いたしました. 使用したソースコードや参加者の回答等一式(ZIP,20MB弱) を公開しておりますので,ご活用いただければ幸いです.

ご参加いただきました皆様には深く感謝いたします.

ポジションペーパー投稿の日程

当日参加可能です. もし,現時点で参加することを確定しておられる場合は, 事前にメールでご連絡いただけますと幸いです.

ワークショップの目的

ソースコードの再利用やコードクローン検出手法などの研究で, プログラム中に含まれた「類似した」ソースコード断片を見つけよう という話がしばしば登場しています. しかし,どういう条件のソースコードであれば「類似している」といえるのか, 研究ごとにも定義が異なっており, 一般的にこれ,といえるような条件がありません.

本ワークショップでは, たとえばソースコードの再利用やリファクタリングという開発者の作業コンテキストに応じて, ソースコードの類似性にはどのような基準があるのか, 明らかにすることを目指します.

ワークショップで実施予定の共同作業

ワークショップは作業主体です. 以下は,現時点での計画です.

私たちの研究グループで開発しているプログラム解析ツールや, 他に参加される方々が研究しておられるツールを使って, いくつかの基準で機械的に「類似している」と判定されるような ソースコード断片群を集めてきます.

これを,参加者全員で,それぞれの個人の判断基準に従って 「類似している」と考えるかどうかを判定し, その集計結果に基づいて議論することで, どんなソースコードを,どんな条件で「似ている」と思っているのか, 共通の基準を明らかにしたいと考えています.

得られた集計結果は,参加者で共有し, 様々な研究で,ソースコードの類似性判定の 正解集合としても活用できればと考えています.

参加方法

アンケートへの回答をポジションペーパーとしてご投稿ください

アンケートはこちら

参加者の立場を知るために,アンケートとして, どのようなソースコードを「類似している」と感じるか, という質問を行います. このアンケートへの回答と,それを踏まえた自由な議論を, ポジションペーパーとしてご投稿ください.

ポジションペーパーは複数名で執筆していただいてかまいませんが, アンケートの「類似しているかどうか」の回答だけは, 代表者1人でお答えください(どなたが答えたかを本文中にお書きください).

ポジションペーパーの形式

ポジションペーパー見本

ポジションペーパー見本のTeXソース

上記の2つを参考にして作成してください. ポジションペーパーでは,使用するスタイル自体は SES と同様ですが, アンケートの回答を読みやすくするため,章構成をあらかじめ指定しています. 本文,謝辞,参考文献まで含めて2ページです(さらに付録を最大で2ページまで追加できます).

採録されたポジションペーパーは,SES のウェブサイトにて公開される予定です. 当日参加も可能としますが, 事前準備の都合上,できる限りポジションペーパーを 作成してのご参加をお願いいたします.

応募先

石尾(ishio @ ist.osaka-u.ac.jp)までご応募ください.


リンク: ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2009
http://ses2009.minnie.ai.kyutech.ac.jp/
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