市村学術賞貢献賞受賞
井上克郎教授・楠本真二助教授・神谷年洋研究員が,
新技術開発財団より,第35回市村学術賞貢献賞を受賞しました.
今回受賞対象となった研究は,「コードクローン検出システム」です.
コードクローンとは,ソフトウェアの開発や保守の際,一部のプログラムコー
ドを切り貼りして他の部分に用いられる同形部分を意味し,保守性を阻害する
要因とされているものです.
本研究では、コードクローンを大規模ソフトウェアから効率良く検出するシステムを開発しました.
贈呈式は,平成15年4月25日(金)に東京都港区のホテルオークラにおいて開催されました.
この賞は,新技術開発財団により昭和43年に制定されたもので,優秀な国産技
術の育成に功績のあった事業経営者及び技術開発者に対して,毎年故市村清氏
の誕生月4月に表彰を行って,科学技術の普及啓発に資するとともに科学技術
水準の向上に寄与することを目的としています.このうち,学術賞は大学及び研
究機関で行われた研究のうち,学術分野の進展に貢献し,実用化の可能性のあ
る研究に功績のあった技術研究者に対して贈られるものです.
写真

トロフィー

市村賞贈呈式

会場にて

パネル
「コードクローン検出システム」の詳細については,CCFinder/Gemini Webサイトをご覧ください.